にゃーをブログ

【ヨット部1年生】の情報をメインに書いてます。

ヨット部に入ろうか迷っている人へ 【ヨット部のメリット、デメリット】

はじめに

ヨット部のメリット、デメリットを

客観的に語っていこうと思う。

 

ヨット部の先輩の話では無い。(内心は自分の部に入ってほしくてたまらない。ヨット部の先輩たちによる「勧誘まじりで聞かされる話」では無い。)

新入生歓迎会では、都合のいいことのみを吹き込まれると思うので、今回は 君たち読者がヨット部に入ろうが入りまいが何の影響もない僕(元ヨット部)が客観的に見たヨット部の様子をお伝えしよう。

 

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メリット

1.まじめな人が多い

ヨット部はサークルではなく部活として活動している集団がほとんど。

※ちなみに、二つの違いは、

 「部活→大学公認」

 「サークル→大学非公認」

よって楽しむための活動ではなく本番で結果を出すために活動している。

したがって、部の雰囲気もあまりにもふざけた奴は、なじまないのでチャラいやつはすぐ辞め、比較的まじめな奴が残る。

(でも、「憎めない変人」は結構いる。)

2.インカレに出場しやすい

大学生から始めた人でもインカレは普通に目指せる。

そもそも超マイナースポーツなので競技人口が少なければインカレに出場することは、当然メジャースポーツよりは容易になるのだ。

 しかし、高校生、あるいは幼稚園くらいからヨットをやっている輩も多数存在しているのも事実。

(ヨットは感覚のスポーツでもあるので、「小さいころからヨットに慣れている人」が一般的には有利) 

よって、全国大会でトップの結果を残すのは、大学から始めた人からするとだいぶ難しいだろう。

3.頭を使って楽しめるスポーツ

ヨットは他のスポーツと比べると体を激しく動かすスポーツではない。

(ただし、強風時を除く)その代わり頭を良く使う。

 

船の走らせ方の判断材料は果てしなく多い。

風の向き、強弱はもちろん、潮の流れ、波の向き大きさ、他の船の位置向き、ヨットのルール、等々、本当に様々な要素を元に船を動かしていく。

 

小さいころからヨットに乗っていた人にはなかなか勝てないが、頭を使ってそれに対抗していけるのは面白い。そう、頭脳戦である。

それゆえか、インカレでは偏差値の高い大学が勢ぞろいしていたりする。

一つひとつ知識をつけ、それを海上で発揮できた時の喜びは、何物にも代えがたいものがある。

4.少ない動作を極める人に向いている

ヨットはいろんな動作があるが、動作をいかにスムーズに減速することなくできるかが非常に重要だ。

 

もちろん重要な事は他にもいっぱいあるが、動作という要素だけにしてしまえばやることは少なく、いかにレグ(船を走らせる進路)を引くかを考えたり、他の船との駆け引きを考えたりと体の動きはそう多くはない。

 

よって、飽き性の人には向いてないかもしれないが、職人気質な一つの事を極めるのが好きと言う人にはおススメのスポーツである。

5.部品いじりが楽しい

ヨットは、船の整備も非常に重要。

船の性能だけでレースが決まるかと言われると決してそんなことはなく、一番ボロい船だろうと上手い人は早い。

 しかし船は使っていると故障したり傷が入ったりといろんな問題が出てくる。

部品の交換、修理は風がない日や練習終わりに行うが、その時に部品いじりが好きな人はその作業も楽しく行える。

 

自分で工夫する事で船が使いやすくなるのはヨットの面白さの一つだ。ゆえに、機械部品をいじる人などはおススメ。

6.部員同士の距離が近い

ヨットは他の部活と異なり、一日当たりの練習は朝から始まり、太陽が沈む前に陸に帰ってきて明るいうちに船を片付ける。

そしてミーティングをして太陽が沈んでから解散となる。 

よって、他の部員とともに過ごす時間は非常に長いので、必然的に距離感は近くなる。そうすることにより、先輩に過去問をもらいやすくなる。

 

(大学では単位をとるために過去問が非常に重要。)

7.心身ともに鍛えられる

ヨットがその他の大半のスポーツと大きく異なる点は、自然の力で自然の中で行うスポーツであることだろう。

 風がないとヨットはただの浮かんでいる船であり、風が強すぎると頑丈なマストすらもへし折られてしまう。人間がいかに自然に対して小さな存在であるかをヨットを通して実感できる。

 

 危険を承知で行うスポーツであるがゆえに学ぶものは多く、セーラーであるが故の謎の自信、プライドも出てくる。

そして、その自信は社会に出てから役に立つよ。とかなんとか聴くこともしばしば、、、 

8、話題のネタになる

バイトの先や高校の友達に「ヨット部入った」というと9割の人に手で船をこぐ動作をしながら「こういうやつでしょ?」と言われる。

 (ヨットでは風を使って競うので、船をこぐと反則になる。)

 

あなたがヨット部に入ったなら「……それボートね」とそのたびに訂正を入れることになるだろう。

 それくらいみんなに知られていないがゆえに、雑談のネタになる。

そして雑談にとどまらず、就活の面接での話のネタにもなる。

マイナースポーツで全国大会に行きやすく、しかも面接で印象を残せる格好のスポーツそれがヨットである。

9.慣れてくるとヨットネタが増える

ヨットは覚える知識が多いが、それゆえヨット部にしか通じないネタがいくつも考案される。

 

例えば、車を運転していて右側から抜かれたら「上突破されたわ〜ww」みたいなカンジのネタ。・・・は?  ってなりますよね?

これがヨット部に入ったら理解できるようになる。

 ヨット部じゃないと分からないネタが分かるようになる事、これは正直結構楽しい。

言った方も「うまいこと言えた感」が味わえるし、言われた方も「理解できた喜び」が味わえるのでヨット部の特権と言えるだろう。 

デメリット 

1.冬の時期がきつい(地獄) 

ヨット部に入って最も身体的にきつかったのが冬の海だ。

入部は温かい春であった。先の事を考えられない管理人は「冬?何とかなるでしょ?」くらいにしか思っていなかった。

 もしあなたがそう思っているならばそれはは大きな間違いである。

 分かりやすく例えると、夏休みの初めに「宿題?何とかなるでしょ?」と言って宿題にいっさい手を付けずに8月31日を迎える学生。

あれと同じ気持ちを味わうことになるかもしれない。否、なる。

 

もちろん対策はあるが冬の海でのスポーツなので、普通に考えて完全に寒くなくなる訳ではない。というか、寒くない訳がない。

 

ウエットスーツをきてその上から風や飛沫を防ぐものを着て行うが、寒いものは寒い。 

 

2.普段も結構きつい

普段の練習も意外としんどい。

初めは「毎週海に行ってる」などと友達に自慢できる余裕はある。

しかし、「行っている」と同時に、「行かなくてはならない」のだ。

 

 そう、ヨットは部活であることがほとんどなので、ガチで練習する。

そうすると土日はすべて練習に費やされることになるのである。

練習自体は他の部員と交代で乗るし昼休みもあるのでずっと乗りっぱなしと言うことはない。 

しかし、ヨットは日が昇ってすぐ船を組み立てること(艤装)から始まり日が沈むちょっと前に帰ってきて船の分解(解装)がセットになっている。

 

実際、ヨット他の激しいスポーツと比べると一日当たりの運動量はそうつらいものではない。

しかし長いのだ。

これが毎週になり、連休にもどこにも行けずヨットヨットヨットヨットヨット、、、となると。土日にできるであろう色々なことがうらやましくなってくる。

 

 

3.お金がかかる

ヨットは金がかかる。

れはどこの大学の部活でも間違いないだろう。

 ご想像の通り、小さいとはいえ船を持って活動するわけだから他の部活より明らかにお金が必要になるのだ。

そして先輩達もそれを隠したがる。 否、超隠す!

 

大学側もヨット部に対して相当援助はしてくれるが、それでも自分たちで負担しなくてはならない部分も大きい。

よって、おそらく他の部活よりも部費は高い。

 冷静に考えてみると、遠征には自分達のヨットをもっていくわけだからトラック代、運転手代も結構な金額になる。

(普通免許ではヨットを載せる大型トラックを運転することができない)

 

遠征費はそれぞれの大学により異なると思われるので、先輩に聞いてみるのが一番良い。が、一応遠征の金額の情報を載せてておく。

遠征情報

・回数

  年に3~6回。

 (大体3回を下回ることは無く、

  地方の水域でいい成績になれば

  全国大会に行くので増える)

・金額

  一回あたり2万~5万

 (これは大学の位置や開催地、

  あと部活に大学がどれくらい援助

  してくれるのかによって大きく

  異なるので先輩に聞いてほしい。

また、寒さ対策にも高額な商品を購入することになる。最低でも3万ほど使うことになると想定すると良いだろう。

 もしあなたがヨット部に入るのであれば、ウエットスーツウエットソックス、パドリングジャケット等の寒さ対策品は1年目に購入することをおススメする。

なぜなら4年間で使うものなので早いうちに買った方が長い間使えるからである。

 

ちなみに最低金額を適当に示すと

フルウエットスーツ約1~2万円

ウエットソックス約3000~円

パドリングジャケット約1~2万円

 

動きやすさや防寒性により高いものを求めると当然さらに値段は高くなる。

 

4.他のスポーツより危険

何と言っても海の上でのスポーツ。海が簡単に人の命を奪うことは隠しようのない事実である。ただ、ちゃんと安全管理に気を付けていれば、そこまで恐れる心配はない。

1ライフジャケットの着用

2落水したら船から離れない

3万一船から離れても泳がずに救助を待つ

 

この3つが守れればほぼ安全は守られる。

泳げなくても、それは大きな問題ではない。むしろ泳ぎに自信があるものの方が

過信を生み事故につながりやすい

他にも寒すぎて低体温症になる、手がヨットの道具に挟まれる等がある。

 

部員が大学生活4年間で仲間の部員1,2人経験するかどうかの割合だが、これらの危険性は確実に存在する。

怪我をすることも少なくはないし、最初はみんなたいてい足にアザができることになる。

慣れてくると怪我は格段に少なくはなるが、これらの事から考えるとやはり危険が大きいスポーツであることは間違いない。

5.覚えることが多い

ヨットは専門用語が多い。

船の部品はいちいち名前が付けられていて、ヨーロッパ発祥が故に、ほぼ全部”横ヨコ文字”である。

帆の事をセールと呼んだり、滑車の事をブロックと呼んだりするのはまだ納得できる。

が、挙句の果てには汚いぼろぞうきんを  "ウェース" と呼ぶと教えられる。

 

 「ぬの」で良くね?

 

とはじめは思うが、もし入部したら、1年後には後輩に「ちょ、そのウェースとって!」とためらいなく使うことになる。

 

 1年もすれば大概の事は覚えるが、逆に1年間は知らないカタカナを大量に覚えなければならない。

6.慣れるまでが難しい 

覚えることは道具の名前にとどまらない。

大学から始める初心者は、初めてヨットに乗ったら船の中にある大量のロープに驚くことになるだろう。

大学のヨットは大概が470.もしくはスナイプと言う2人乗りの船でこの船はエンジンが付いておらず完全に風だけで走る。

そのためオール(ラダー)や大量のロープ等で自然環境に対応しながら走らせるので難しいのだ。

 

他のスポーツは、試合を見ていると何となく勝敗の理由が想像できるものもある。

しかしヨットはある程度経験者にならないと中々想像することができない。

そこが分かって来れば、非常に面白いスポーツなのだが初めのうちはなかなか難しい。

7.女子が少ない

大学にもよるが、女子部員は決して多くはない。

大学で恋愛を目的としてサークルや部活に入るものにとっては確実に不向きな部活である。

女子は全く入ってこないような部活に比べればマシではあるが女子は少ないことが多い。

 

どうでもいいが、一日中ヨットで疲れ切ってヘトヘトになった後、ハーバーで船を洗いながら、ふと女子部員を見るといつもより明らかに魅力的に見えることがある。

そう、

厳しい環境の中から生還してくると男はストライクゾーンが大幅に広がるのだ。

このことをヨット部では

ハーバー補正と呼ぶ。

8.練習に飽きてくる

ヨットに限らずすべてのスポーツがそうなのかもしれないが、練習は動作の繰り返しが多い

練習は単調なものが多いし、一つの事を極めたい、という人は向いているかもしれないが、飽き性の人には向いていないかもしれない。

 

自分から、先輩にどんどん分からないことを質問して、能動的に練習に参加していくことが非常に大切になってくる。

少しずつ自分を改善しながらヨットを上手く走らせることに喜びを感じられない人にとっては魅力がないかもしれない。

9.土日がほぼ全てつぶれる。(バイトができない)

ヨットの練習は、大まかにいうと

朝 :船の準備、出艇

昼 :着艇、昼飯、ミーティング、出艇

夕方:着艇、船の片づけ、ミーティング

夜 :解散

となる。

 

盛ってない。マジである。夜以外ほぼ一日中活動する。

夜以外と言っても夜になるとくたくたに疲れて勉強やバイトはなかなかできない。

 

勉強は部活の無い平日にすればいいのだが、バイトは飲食の場合、だいたい「土日に入れません」というと採用してくれないところが多い。

飲食店は土日がお店が忙しくなるので、その土日に入れないと言う人は正直使いづらいのだ。

 よってバイト探しは他の部活より難しくなる。 

勉強に関しては理系等の入ってからが難しい学科でもテスト週間は休みにしようみたいになるので何とか大丈夫だが、管理人はバイト探しに少々手こずった。 

まとめ

ヨットというスポーツは本当に面白いスポーツである。風、波、潮をよみ船を走らせる。時には厳しい練習も仲間とともに乗り越え、特にレースでトップになった時は本当に爽快だ。

 

ただ、デメリットとなるのが金と時間だ。

大学の援助があると言え、やはりお金はかかるし時間もかかる。「大学の部活は良い結果をめざしてがっつり頑張りたい」と言う人には最高に良いスポーツだろう。

 

 

(注意)

最後にひとつだけ。

客観的に書いたつもりだが、1つだけ注意して欲しい事がある。

 

学校によっては情報が異なる可能性があるという事。

 

従って自分の学校の先輩に直接聞いてみる等、適切な情報を手に入れてヨット部に入る人も、入らない人も楽しい大学生活を送っていただきたい。