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にゃー夫ブログ

惨めさから抜け出す慰めは2つある。音楽とネコだ。<シュバイツァー>

ヨット部に入ろうか迷っている人へ (ヨット部のメリットデメリット)

 

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はじめに

 

 

 

ここでは、客観的に見たヨット部の事実を語っていこうと思う。

 

一見、人当たりのいいが内心は

自分の部活に入ってほしくてたまらない「大学の先輩の話」ではなく

読者がヨット部に入ろうが入りまいが人生に何の影響もない

管理人(元ヨット部)が客観的に見たヨット部の様子を語っていく。

 

 

メリット

 

まじめな人が多い

ヨット部はサークルではなく部活として活動している集団がほとんど。

(ちなみに、部活→大学公認、サークル→大学非公認)

よって楽しむための活動ではなく本番で結果を出すために活動している。

したがって、部の雰囲気もあまりにもふざけたやつはなじまないので

チャラいやつはすぐ辞め、比較的まじめな奴が残る。

(でも、ちょっとふざけてるやつは結構いる。)

インカレに出場しやすい

大学生から始めた人でもインカレは普通に目指せる。

そもそもマイナースポーツなので競技人口が少なければインカレに出場することも

当然メジャースポーツよりは容易になる。

しかし、高校生、あるいは幼稚園くらいからヨットをやっている輩(やから)も

存在しているのも事実であり、(ヨットは感覚のスポーツでもあるので

さいころから体験している方が一般的には有利)

全国大会でトップの結果を残すのは大学から始めた人からすると

ほぼ難しいだろう。

 

頭を使って楽しめるスポーツ

ヨットは他のスポーツと比べると体を激しく動かすスポーツではない。

(ただし、強風時を除く)

その代わり頭を良く使う。

船の走らせ方の判断材料は果てしなく多い。

風の向き、強弱はもちろん、潮の流れ、波の向き大きさ、

他の船の位置向き、ヨットのルール、等々、本当に様々な要素を元に

船を動かしていく。

さいころからヨットに乗っていた人にはなかなか勝てないが、

頭を使ってそれに対抗していけるのは面白い。

それゆえか、インカレでは偏差値の高い大学が

勢ぞろいしていたりする。一つひとつ知識をつけ、それを海上で発揮できた

時の喜びは何物にも代えがたいものがある。

 

 

少ない動作を極める人に向いている

ヨットはいろんな動作があるが、

動作をいかにスムーズに減速することなく

できるかが非常に重要だ。もちろん重要な事は他にもいっぱいあるが、

動作という要素だけにしてしまえばやることは少なく、

いかにレグ(船を走らせる進路)を引くかを考えたり、他の船との駆け引きを

考えたりと体の動きはそう多くはない。ゆえに、飽き性の人には向いてない

かもしれないが、職人気質な一つの事を極めるのが好きと言う人には

おススメのスポーツである。

 

部品いじりが好きな人が楽しい

ヨットは船の整備もまた非常に重要である。船の性能だけでレースが決まるかと

言われると決してそんなことはなく、一番ボロい船だろうと上手い人は早い。

しかし船は使っていると故障したり傷が入ったりといろんな問題が出てくる。

部品の交換、修理は風がない日や練習終わりに行うが

その時に部品いじりが好きな人はその作業も楽しく行える。自分で工夫する

事で船が使いやすくなるのはヨットの面白さの一つだ。

工業系、機械系に入っている人などはおススメである。

部員同士の距離が近い

ヨットは他の部活と異なり、一日当たりの練習は朝から始まり太陽が沈む前に陸に帰ってきて明るいうちに船を片付けてミーティングをして太陽が沈んでから解散となる。

よって、他の部員とともに過ごす時間は非常に長いので、必然的に距離感は近くなる。

そうすることにより、先輩に過去問をもらいやすくなる。(大学では単位をとるために過去問が非常に重要である)

心身ともに鍛えられる

ヨットがその他の大半のスポーツと大きく異なる点は、自然の力で自然の

中で行うスポーツであることだろう。風がないとヨットはただの浮かんでいる船

であり、風が強すぎると頑丈なマストすらもへし折られてしまう。

人間がいかに自然に対して小さな存在であるかヨットを通して実感できる。

危険を承知で行うスポーツであるがゆえに学ぶものは多く、

セーラーであるが故の謎の自信、プライドも出てくる。

そして、その自信は社会に出てから役に立つよ。とかなんとか

聴くこともしばしば、、、ただ、科学的根拠はない。

 

話題のネタになる

バイトの先や高校の友達に「ヨット部入った」というと90割の人間に

手でこぐ動作をしながら「こういうやつでしょ?」と言われる。

もし入部したら「それボートね」と何回も訂正を入れることになる。

そのくらいみんなに知られていないがゆえに、雑談のネタになる。

そして雑談にとどまらず、就活の面接での話のネタにもなる。

マイナースポーツで全国大会に行きやすく、しかも面接で印象を残せる

格好のスポーツそれがヨットである。

 

 

慣れてくるとヨットネタが増える

ヨットは覚える知識が多いが、それゆえヨット部にしか通じないネタがいくつも

考案される。

例えば、車を運転していて右側から抜かれたら「上突破された!」みたいな

・・・は?  ってなるでしょ?

ヨット部じゃないと分からないネタができてくる、これは正直結構楽しい

言った方も「うまいこと言えた感」が味わえるし

言われた方も「理解できた喜び」が味わえるのでヨット部の特権と言えるだろう。

 

 

デメリット

 

 冬の時期がきつい(地獄) 

ヨット部に入って最も身体的にきつかったのが冬の海だ。

入部は温かい春であった。

先の事を考えられない管理人は「冬?何とかなるでしょ?」

くらいにしか思っていなかった。もしあなたがそう思っているならば

それはは大きな間違いである。

何も知らぬまま入部すると夏休みの初めに

「宿題?何とかなるでしょ?」と言って宿題にいっさい

手を付けずに8月31日を迎える学生と

同じ気持ちを味わうことになるかもしれない。いや、確実になる。

 

もちろん対策はあるが冬の海でのスポーツなので普通に考えて

完全に寒くなくなるわけはない。

 

ウエットスーツをきてその上から風や飛沫を防ぐものを着て

行うが、寒いものは寒い。 

普段も結構きつい

普段の練習も意外としんどい。初めは毎週海に行ってるなどと

友達に自慢できる余裕はある。しかし冷静に考えると

行っているとともに、行かなくてはならないのだ。

そう、ヨットは部活であることがほとんどなので、ガチで練習する。

そうすると土日はすべて練習に費やされることになるのである。

練習自体は他の部員と交代で乗るし昼休みもあるので

ずっと乗りっぱなしと言うことはない。

しかしヨットは日が昇ってすぐ船を組み立てること(艤装)から始まり

日が沈むちょっと前に帰ってきて船の分解(解装)がセットになっている。

実際、ヨット他の激しいスポーツと比べると一日当たりの

運動量はそうつらいものではない。しかし長いのだ。

しかし、これが毎週になり、連休にもどこにも行けず

ヨットヨットヨット、、、となると。土日にできるであろう色々なことが

うらやましくなってくる。

お金がかかる

ヨットは金がかかる。

見てのとおり小さいとはいえ船を持って

活動するわけだから他の部活より明らかにお金が

必要になるのだ。

 

そして先輩たちもそのことを隠したがる。

大学側もヨット部に対して相当援助はしてくれるが

それでも自分たちで負担しなくてはならない部分も

大きいのでおそらく他の部活よりも部費は高い。

 

遠征には自分達のヨットをもっていくわけだから

トラック代、運転手代も結構な金額になる。

(普通免許ではヨットを載せる

大型トラックを運転することができない)

 

遠征費はそれぞれの大学により異なると思われるので、

先輩に聞いてみるのが一番良い。が、

一応遠征の金額の情報をかいておくと

 

・年に3~6回。

 (大体3回を下回ることは無く、地方の水域で

  いい成績になれば全国大会に行くので増える)

・一回あたり2万~5万

 (これは大学の位置や開催地、あと部活に

  大学がどれくらい援助してくれるのかによって

  大きく異なるので先輩に聞いてほしい。

  でも2万を下回ることはほぼないと思う。)

 

また、 寒さ対策にも高額な商品を購入することになる。

最低でも3万ほどを使うことになることを

想定すると良いだろう。

 

もしあなたがヨット部に入るのであれば、ウエットスーツ

ウエットソックス、パドリングジャケット等の寒さ対策品は

1年目に購入することをおススメする。

 

なぜなら4年間で使うものなので早いうちに買った方が

長い間使えるからである。

 

ちなみに最低金額を示すと

フルウエットスーツ約1~2万円

ウエットソックス約3000~円

パドリングジャケット約1~2万円

 

動きやすさや防寒性により

高いものを求めると

当然さらに値段は高くなる。

 

 

 他のスポーツより危険

何と言っても海の上でのスポーツ。海が簡単に

人の命を奪うことは隠しようのない事実である。

ただ、ちゃんと安全管理に気を付けていれば、

そこまで恐れる心配はない。

 

1ライフジャケットの着用

2落水したら船から離れない

3万一船から離れても泳がずに救助を待つ

 

この3つが守れればほぼ安全は守られる。泳げなくても

それは大きな問題ではない。むしろ泳ぎに自信があるものの方が

過信を生み事故につながることすらある。

 

他にも寒すぎて低体温症になる、

ヨットの道具に挟まれる等、部員が大学生活で

仲間の部員2、3人経験するかどうかの割合だが、

これらの危険性は確実に存在する。

 

怪我をすることも少なくはないし、最初はみんなたいてい

足にアザができることになる。

慣れてくると怪我は格段に少なくはなる。

これらの事から考えるとやはり危険が大きい

スポーツであることは間違いない。

覚えることが多い

ヨットは専門用語が多い船の部品はいちいち名前が付けられていて

ヨーロッパ発症が故にほぼ全部カタカナである。

帆の事をセールと呼んだり滑車の事をブロックと

呼んだりするのはまだ分かる。

 

しかし挙句の果てには汚いぼろぞうきんを

ウェースと呼ぶと教えられる。

「ぬの」で良くね?とはじめは思うが1年後には

「ちょ、そのウェースとって!」とためらいなく使うことになる。

 

1年もすれば大概の事は覚えるが、逆に1年間は

知らないカタカナを大量に覚えなければならない。

 慣れるまでが難しい

 

覚えることは道具の名前にとどまらない。

大学から始める初心者は、初めてヨットに乗ったら

船の中にある大量のロープに驚くことになるだろう。

 

大学のヨットは大概が470.もしくはスナイプと言う

2人乗りの船でこの船はエンジンが付いておらず

完全に風だけで走る。そのためオール(ラダー)や大量のロープ等で

自然環境に対応しながら走らせるので難しいのだ。

 

他のスポーツは試合を見ていると当たっていなくても勝敗の理由が

想像できる。しかしヨットはある程度経験者にならないと

中々想像することができない。そこが分かって来れば

面白いスポーツなのだが初めのうちはなかなか難しい。

 

 

女っ気が少ない

大学にもよるが、

女子部員は決して多くはない。

大学で恋愛を目的としてサークルや部活に入るものにとっては

確実に不向きな部活である。

女子は全く入ってこないような部活に比べれば

最悪ということはないが女子は少ないことが多い。

 

ただ、一日中ヨットで疲れ切ってヘトヘトになった後、

ハーバーで船を洗いながら、ふと女子部員を見ると

いつもより明らかに魅力的に見えることがある。

 

厳しい環境の中から生還してくると男は

ストライクゾーンが大幅に広がるのだ。

このことを一部ではハーバー補正と呼んでいる。

 

練習に飽きてくる

これはもしかするとヨットに限らずすべてのスポーツが

そうなのかもしれないが、練習は動作の繰り返しが多い、

練習は単調なものが多いし、一つの事を極めたい、という人は

向いているかもしれないが、飽き性の人には

向いていないかもしれない。

 

自分から、先輩にどんどん分からないことを質問して、

能動的に練習に参加していくことが非常に大切になってくる。

少しずつ自分を改善しながらヨットを上手く走らせることに

喜びを感じられない人にとっては魅力がないかもしれない。

 

土日がほぼ全てつぶれる。(バイトができない)

ヨットの練習は、大まかにいうと

朝:船の準備、出艇

昼:着艇、昼飯、ミーティング、出艇

夕方:着艇、船の片づけ、ミーティング

夜:解散

となる。

 

盛ってはいない。夜以外ほぼ一日中する。

夜以外と言っても夜になるとくたくたに疲れて

勉強やバイトはなかなかできない。

 

勉強は部活の無い平日にすればいいのだが、バイトは飲食の場合

だいたい「土日に入れません」というと

採用してくれないところが多い。飲食店は土日がお店が

忙しくなるので、その土日に入れないと言う人は正直使いづらいのだ。

 

よってバイト探しは他の部活より難しくなる。 

勉強に関しては理系等の入ってからが難しい学科でも

テスト週間は休みにしようみたいになるので

何とか大丈夫だが、管理人はバイト探しに少々手こずった。

 

 

 

結論

ヨットはスポーツは本当に面白いスポーツである。風、波、潮をよみ船を走らせる。単調な練習を仲間とともに乗り越え、レースでトップになるときは本当に爽快だ。ただ、ネックになってくるのが金と時間だ。大学の援助があると言え、やはりお金はかかるし時間もかかる。「大学の部活は良い結果をめざしてがっつり頑張りたい」と言う人には最高に良いスポーツだろう。

 

客観的に書いたつもりだが、入る部活によっては情報が異なる可能性があるので先輩に直接聞いてみる等、適切な情報を手に入れてヨット部に入る人も、入らない人も楽しい大学生活を送っていただきたい。